2024-02

ミラと星のいのち

ミラと星のいのち6

「ミラ、だいじょうぶか?」 おじいさんが へやに 入ってきました。 ミラはまどのそばで うずくまっていました。 「ミラ、なにがあったんじゃ?」 「チッチが……チッチが…なにか黒いものに……。」 ミラは...
ミラと星のいのち

ミラと星のいのち5

ミラとおじいさんは、さんぽからかえってきました。 ミラのこしにのきんちゃくには いっぱいの木の実が入っています。 ミラとおじいさんは楽しそうにお話をしています。  家からゴトゴトと音がしました。 ミラ...
ミラと星のいのち

ミラと星のいのち4

春になりました。 森はさわがしくなり、さわやかにそよぐ風からは、どこかでさいている 花のいいかおりが まざっています。 あたたかくなって おじいさんは、少し歩けるくらいになりました。 「おはよう。チッ...
ミラと星のいのち

ミラと星のいのち3

ミラは拾ってきたまきを ストーブにくべました。 パチッとパチッとまきがもえる音とともに、小さな部屋もあたたまっていきます。 (これでおじいさんも小鳥も安心。) ミラはにっこり ほほえみました。 ミラは...
ミラと星のいのち

ミラと星のいのち2

(ダンダだったらぼくは食べられてしまうのかな) ミラが一歩すすむたびに、パキッパキッと枝を踏んで音がします。 ミラはつばを 飲みこみました。 「チーチー」 音は足もとからしています。 ミラがおそるおそ...
ミラと星のいのち

ミラと星のいのち

ミラは、年老いたおじいさんと 2人でくらしています。 「今日は少し冷えるなぁ。」 おじいさんは小さな声でつぶやきました。 夕飯のしたくをしながら、ミラはストーブの方をチラリと見ました。まきが少なく今に...
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